家賃相場ってどうやって決まっているの?
家賃とは賃貸をお持ちのオーナーや管理会社が設定する、物件の月々の貸し賃を指します。物件を管理している側にとって、家賃とは直接な収入源ですので、より高く設定したいと考えるかと思います。しかし高く設定しすぎれば、入居者は入らず結局収入を得ることができなくなってしまいます。では家賃を設定する時、何を基準に決めればいいのでしょうか。それは家賃相場と、管理している物件のとの兼ね合いをみて決めていくのが、通常です。家賃相場とは簡単に言えば「その物件のあるエリアで部屋を借りるならば、いくらなの?」という金額の平均値を指します。借りる側であれば、付近の賃貸の家賃を見て予測することもできますが、運営をする側であれば、家賃相場の算出ポイントを知っておくほうがいいでしょう。間取りなどの他社の賃料を見比べるのもいいのですが、確実なのは坪単価を利用して賃料を決めることです。なぜならば、1ルームと言っても、5坪の部屋もあれば、10坪の部屋もあるため、あまり間取りなどは当てにならないと言えるのです。そして次に管理している物件の築年数や立地などの様々な条件を鑑みて、高め、低めに設定するのです。そのため最も確実なのは、同じような条件の物件を多く見るのが最も確実ですが、同じ条件のもがあるとも限りませんので、その際は、知識のある存在を頼るのも損をしないために大切です。